プレキャストコンクリートとは

プレキャストコンクリートとは、あらかじめ工場で作られたコンクリート部材のことを指します。
現場で型枠を組んで施工したコンクリートよりも高品質・高耐久であることや、部材をあらかじめ工場で作るため、現場での作業を短時間で完了させるメリットがあります。また日本国内のみならず、人口が増え続けている発展途上国において衛生面の改善など大きな役割を果たしています。

 

トヨタ工機が担う使命

トヨタ工機は、コンクリート製品の製造に必要な金型や枠をお客様のニーズに合わせて受注生産しています。その形状は使用場所により多種多様で、私たちが提供する各々のサービスは一人ひとりが持つ独自の技術と業務内容から成り立っています。当社では、1000~3000点以上もの部品をチーム全員で組み立てることで型枠を作成します。このような大規模なプロジェクトでも一丸となって取り組む姿勢が当社の強みです。また、設計から製造まで一貫して行うメーカーは珍しく、我々トヨタ工機は見えない黒子役として存在し続けます。大きなスケールで物づくりを進めることこそが私たちの使命だと考えています。これら全てがトヨタ工機の事業紹介です。私たちはお客さまごとに異なるニーズに対応し、それぞれのコンクリート製品に対応した当社特有の技術力を活かすことで高品質な型枠を提供します。そして常に新しい価値を創造し続けることで、私たちの存在意義を高めていきます。

プレキャストコンクリートの市場性

私たちの業界は、プレキャストコンクリート製品用の型枠を設計製造している為、プレキャストコンクリートという素材の市場成長に伴って発展しています。Report Oceanの報告書によれば、プレキャストコンクリート製品市場規模は2026年までに1,491億米ドルに達すると予測されており、その成長率は予想期間中6.6%と見込まれています。今後も予想されるアジア太平洋地域を中心とした公共インフラ整備や都市部建設増加が業界成長を牽引しています。さらに政府による投資の増加や施設整備が市場成長を大きく後押ししています。これらの動向により、アジア太平洋地域を筆頭にプレキャストコンクリート製品業界は飛躍的に成長すると予想されています。このような業界動向を見据えてトヨタ工機は、2013年にインド子会社を設立し、アジア地域への積極的な進出を進めています。また、今日では世界20カ国以上に型枠を輸出しており、果敢に海外展開を進めています。

当社の型から生まれた製品が世界の安心で安全な社会を支えています!

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